英作文で「But」を文頭で使うのはダメ?代わりの英語表現を紹介

英語学習者にとって、接続詞「But」は欠かせない存在です。しかし、その一方で、「But」を文頭に持ってきて使うのはNG」と教わった経験がある人も多いのではないでしょうか。

今回は、「But」を文頭で使うのはダメなのか、その理由、そして回避策と代わりの英語表現について解説します。

「But」を文頭に使うのはダメ?

「But」を文頭で使うのはNGという考え方は、主に英語学習初期に教わることが多いです。確かに、フォーマルな文章やアカデミックな文章では、文頭「But」の使用は避けられます。その理由は以下の通りです。

  • 文章の論理的な流れを妨げる可能性がある
  • 文章が冗長になり、読みづらくなる
  • フォーマルな印象を与えにくい

文頭で使えない英語の接続詞一覧については文頭で使えない英語の接続詞の具体例と理由を参考に。

しかし、近年ではネイティブスピーカーの間でも、文頭の「But」が普通に使われるようになっています。実際、イギリスの著名なニュースサイトであるBBCの英語ニュース記事でも、文頭の「But」が頻繁に見られます。

なぜこのような変化が起きているのかというと、英語表現の多様化と、より自然な文章表現への追求にあります。ネイティブスピーカーは、常に相手に分かりやすく、かつ自分の意図を明確に伝えられる表現を模索しています。その結果、文頭の「But」も、状況に応じて有効な表現手段として認められるようになったのです。

したがって、フォーマルな文章では控えた方が無難ですが、「But」を文頭に使うのは必ずしもダメではありません。

文頭の「But」を上手に使うためのポイント

文頭「But」を上手に使うためには、以下のポイントを意識しましょう。

  • 強調したい内容を明確にする
  • 文章にメリハリを出す
  • 読者の興味を引く

例:

  • But I really wanted to see the movie. (映画は本当に見たかった)
  • But the restaurant was closed. (ところが、レストランは閉まっていた)
  • But don’t worry, I’ll help you. (でも心配しないで、助けるよ)

これらの例のように、文頭「But」を使うことで、強調したい内容を明確にしたり、文章にメリハリを出したり、読者の興味を引いたりすることができます。

また、以下のポイントも頭に入れておいた方がいいです。

文中に「But」を置く

「But」を文頭に置くか悩むときは、文の構造を変えて文中に置くといいです。

例:I am good at English. But I’m not good at mathematics.(私は英語が得意です。でも、数学は苦手です。)

文脈に合致していること

文頭の「But」は、前文との対比や反論を強調する効果があります。そのため、文脈と合致していない箇所で使用すると、文章全体の論理が崩れてしまいます。

読者の理解度

読者がすでに文章の内容をある程度理解している場合、文頭の「But」を使って効果的に情報を補足することができます。しかし、読者が内容を十分に把握していない場合は、文頭の「But」によって混乱が生じる可能性があります。

フォーマルな文章

フォーマルな文章では、文頭の「But」を避けた方が無難です。フォーマルな文章では、より論理的で分かりやすい文章構成が求められるため、文頭の「But」は不必要に複雑な印象を与えてしまう可能性があります。

文頭「But」の代わりの英語表現

文頭の「But」の使用に不安がある場合は、以下の代替表現を活用することで、より自然で洗練された英文表現を作ることができます。

However 意味:しかしながら
用法:文頭の「But」と同様の意味を持つ接続詞です。「But」よりもフォーマルな印象を与え、より丁寧な表現になります。
Nevertheless 意味:それにもかかわらず
用法:文頭の「But」と同様の意味を持つ接続詞です。「However」よりも強い対比や反論を表すことができます。
Nonetheless 意味:それにもかかわらず
用法:文頭の「But」と同様の意味を持つ接続詞です。「But」よりもフォーマルな印象を与え、論理的な文章構成になります。
Yet 意味:しかしながら
用法:文頭の「But」と同様の意味を持つ接続詞です。「Nevertheless」よりも弱い対比や反論を表すことができます。
Still 意味:それでもなお
用法:文頭の「But」と同様の意味を持つ接続詞です。「But」よりもフォーマルな印象を与え、接続詞的な意味で使用されます。
While 意味:一方
用法:対比や譲歩を表す接続詞です。「But」よりも柔らかい印象を与え、よりニュアンスのある表現になります。
On the other hand 意味:一方
用法:対比を表す表現です。「But」よりもフォーマルな印象を与え、論理的な文章構成になります。

これらの代替表現を状況に応じて使い分けることで、よりワンランク上の英文表現を作ることができます。

例:

  • However, I couldn’t agree with his opinion. (しかし、彼の意見には賛同できなかった)
  • Nevertheless, I decided to give it a try. (それにもかかわらず、試してみることにした)
  • Nonetheless, the project was a success. (それでもなお、プロジェクトは成功した)

まとめ

文頭の「But」は、状況に応じて有効な表現手段ですが、上手に使いこなすためには注意が必要です。代替表現を活用することで、より自然で洗練された英文表現を作ることができます。

英語学習においては、様々な表現を学び、使いこなすことが重要です。今回紹介した内容を参考に、ぜひ積極的に英文表現に挑戦してみてください。

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Posted by ほりえりお