「遅くなってすみません」とビジネスで英語メールを書く方法
英語でのビジネスメールにおいて、期日を守れなかったり、返信が遅れてしまったりすることは誰にでも起こり得ます。そんな時に、ただ単に「遅くなってすみません」と謝罪するだけでは、相手を不快にさせてしまうだけでなく、せっかくのビジネスチャンスを逃してしまう可能性もあります。
そこで今回は、「遅くなってすみません」とビジネスで英語メールを書く方法を、具体的な例文とともに詳しく解説します。
状況に応じた適切な表現を選ぶ
一言で「遅くなってすみません」と言っても、状況によって最適な表現は異なります。ここでは、3つの代表的な場合と、それぞれのおすすめ表現をご紹介します。
単に返信が遅れた場合
- I apologize for the delay in my response. (返信が遅れて申し訳ございません。)
- I’m sorry for the late reply. (返信が遅くなり申し訳ございません。)
約束を守れなかった場合
- I sincerely apologize for not being able to meet the deadline. (期日を遵守できず、誠に申し訳ございません。)
- I deeply regret that I was unable to fulfill my commitment. (約束を守ることができず、大変申し訳ございません。)
相手に迷惑をかけてしまった場合
- I am truly sorry for any inconvenience this may have caused. (ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。)
- I apologize for any trouble this may have caused you. (お手数をおかけして申し訳ございません。)
具体的な理由を説明する
単にお詫びするだけでなく、なぜ遅れてしまったのか具体的な理由を説明することが大切です。理由を説明することで、相手に誠意が伝わります。
- I was tied up with an urgent meeting.:緊急の会議があったため。
- I was out of the office on business.:出張でオフィスを不在にしていたため。
- I was dealing with a technical issue.:技術的な問題が発生していたため。
- I was unexpectedly swamped with work.:予想以上に仕事が忙しかったため。
今後の対応を伝える
お詫びだけでなく、今後どのように対応していくのかを伝えることも重要です。
- I will get back to you as soon as possible.(できるだけ早く返信します。)
- I will send you the information by the end of the day.(本日中に情報をお送りします。)
- I will follow up with you on Monday.(月曜日に改めてご連絡します。)
丁寧な言葉遣いを心がける
ビジネスメールでは、丁寧な言葉遣いを心がけることが大切です。
NG表現
- Sorry. (カジュアルすぎる)
- I’m late. (説明不足)
- Oops. (軽率すぎる)
OK表現
- Please accept my sincerest apologies.(心よりお詫び申し上げます。)
- I appreciate your understanding.(ご理解いただけますと幸いです。)
- Thank you for your patience.(ご容赦ありがとうございます。)
具体的な例文
以下に、具体的な例文をご紹介します。
件名
Apology for the delay in my email(メールが遅れたことをお詫びします)
本文
Dear [相手の名前],
I am writing to apologize for the delay in my reply to your email of [日付]. I was tied up with an urgent meeting and was unable to get back to you until now.
I sincerely regret any inconvenience this may have caused. I have reviewed your email and will [今後の対応内容].
Thank you for your understanding.
Sincerely,[あなたの名前]
日本語
[相手の名前] 様
[日付]のメールへの返信が遅れたことをお詫びするためにこの手紙を書いています。緊急の会議ができてしまい、今まで連絡することができませんでした。
ご不便をおかけして誠に申し訳ございません。あなたのメールを確認し、[今後の対応内容]をさせていただきます。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします、[あなたの名前]
まとめ
ビジネスシーンにおいて、「遅くなってすみません」というお詫び表現は非常に重要です。今回ご紹介した内容を参考に、状況に応じた適切な表現を選び、丁寧な言葉遣いを心がけて、相手に誠意を伝えましょう。