Windowsユーザー名の確認方法7選|設定・コマンド・フォルダ別に解説
Windowsのユーザー名を確認したい方、サインイン画面に表示される名前とUsersフォルダの名前が違って困っている方、名前変更を検討している方に向けた記事です。
Windows 11とWindows 10でユーザー名を確認する7つの方法を、設定画面、コマンドプロンプト、コントロールパネル、エクスプローラーに分けて解説します。
Microsoftアカウントとローカルアカウントの違い、変更時の注意点、ユーザーフォルダ名を安全に扱う方法、サインインできない場合の確認手順も紹介します。
- 1. Windowsユーザー名とは?アカウント名・フルネーム・ユーザーフォルダ名の違い
- 2. Windowsユーザー名の確認方法7選|設定・コマンド・フォルダから調べる
- 3. windows11でユーザー名を確認・選択するときの注意点
- 4. Windowsのユーザー名変更方法|Microsoftアカウントとローカルでの違い
- 5. Windows11のユーザーフォルダ名変更は要注意|影響と安全な対処法
- 6. Windowsユーザー名を忘れた・パスワードでサインインできないときの確認手順
- 7. Windowsユーザー名の決め方|初期設定・セットアップで失敗しないポイント
- 8. Windowsユーザー名に関するよくある質問
Windowsユーザー名とは?アカウント名・フルネーム・ユーザーフォルダ名の違い
Windowsでいう「ユーザー名」は、画面に表示される名前だけを意味するとは限りません。
サインインに使うアカウント名、プロフィールに表示するフルネーム、Cドライブ内のUsersフォルダで使われるユーザーフォルダ名など、複数の名称が存在します。
名称ごとに変更方法と影響範囲が異なるため、まずは何を確認・変更したいのかを整理することが大切です。
特にユーザーフォルダ名はソフトやファイルの保存先に関係するため、表示名と同じ感覚で安易に変更しないよう注意しましょう。
Windowsのユーザー名・名前・アカウント名は何を指す?
Windowsの「名前」は、スタートメニューやサインイン画面などに表示されるプロフィール名を指すことが一般的です。
一方、アカウント名はWindowsがユーザーを識別するための名前で、コマンドのwhoamiやnetplwizなどで確認できます。
また、C:\Users\の配下にあるフォルダ名はユーザープロファイル名と呼ばれ、ドキュメント、デスクトップ、AppDataなどの保存先に使われます。
表示名を変更してもフォルダ名は通常変わらないため、目的に合う項目を確認する必要があります。
- 表示名:スタートメニューやサインイン画面などで見える名前
- アカウント名:Windows内部やコマンドでユーザーを識別する名前
- ユーザーフォルダ名:C:\Users\配下に作成されるプロファイル用フォルダ名
Microsoftアカウントとローカルユーザーアカウントで異なるサインイン情報
MicrosoftアカウントでWindowsにサインインしている場合、通常はメールアドレスとMicrosoftアカウントのパスワード、またはPINを使います。
表示される氏名はMicrosoftアカウントのプロフィール情報と連動するため、名前の変更はWeb上のMicrosoftアカウントページで行います。
ローカルアカウントの場合は、そのPC内だけで管理されるユーザー名とパスワードでサインインします。
ローカルアカウントの表示名はコントロールパネルなどから変更できますが、ユーザーフォルダ名には別途注意が必要です。
| 項目 | Microsoftアカウント | ローカルアカウント |
|---|---|---|
| 主なサインイン情報 | メールアドレス、パスワード、PIN | PC内のユーザー名、パスワード、PIN |
| 表示名の変更場所 | Microsoftアカウントのプロフィール | コントロールパネルやnetplwiz |
| 他端末との同期 | 設定などを同期できる | 原則としてPC内のみ |
Windows 10・Windows11で確認できる項目とPC上で使われる場面
Windows 11とWindows 10では設定画面の配置に差はありますが、現在のアカウント情報は基本的に「設定」から確認できます。
表示名はサインイン画面、スタートメニュー、Microsoft 365などで使われることがあります。
アカウント名は、ネットワーク共有のアクセス権、コマンド操作、管理画面などで確認を求められる場合があります。
ユーザーフォルダ名はアプリの設定ファイルや保存先パスに含まれるため、バックアップ、データ移行、開発ツールの設定時に確認する機会が多い項目です。
Windowsユーザー名の確認方法7選|設定・コマンド・フォルダから調べる
Windowsのユーザー名を調べる方法は、確認したい名前の種類と状況によって使い分けるのが効率的です。
画面に表示される名前だけを知りたい場合は設定やスタートメニューが手軽です。
正確なサインイン中のアカウント名を確認したい場合は、whoamiや%USERNAME%を使うコマンドプロンプトが便利です。
一方、保存先のパスに使われるユーザーフォルダ名を知りたい場合は、エクスプローラーでC:\Usersを開いて確認します。
方法1:設定のアカウント画面でユーザー名とフルネームを確認する手順
Windows 11では、スタートメニューから「設定」を開き、左側の「アカウント」を選択します。
画面上部の「ユーザーの情報」またはアカウント情報の表示部分に、現在サインインしているユーザーの名前、メールアドレス、アカウント種別が表示されます。
Windows 10でも「設定」から「アカウント」を開き、「ユーザーの情報」を選べば確認できます。
この方法は、現在の表示名とMicrosoftアカウントかローカルアカウントかをまとめて把握したいときに適しています。
- スタートメニューから「設定」を開く
- 「アカウント」を選択する
- 「ユーザーの情報」または画面上部のアカウント情報を確認する
- 表示名、メールアドレス、管理者表記の有無を確認する
方法2:スタートメニューのユーザーアイコンから名前を確認する
最も素早く表示名を確認するなら、スタートメニューを開いてユーザーアイコン付近を見る方法があります。
Windows 11ではスタートメニュー下部、Windows 10では左側に、現在サインインしているユーザーの名前とアイコンが表示されます。
ここで確認できるのは主に表示名であり、コマンドで使う正確なアカウント名やユーザーフォルダ名とは一致しないことがあります。
共有PCで別のユーザーへ切り替えたいときも、アイコンを選択するとサインアウトやアカウント切り替えの項目を確認できます。
方法3:コントロールパネルでユーザーアカウント名を確認する
コントロールパネルでは、ローカルアカウントの表示名やアカウントの種類を確認しやすいのが特徴です。
検索ボックスで「コントロールパネル」と入力して開き、「ユーザーアカウント」から再度「ユーザーアカウント」を選択します。
画面には現在のアカウント名と、管理者または標準ユーザーといった権限の種類が表示されます。
ローカルアカウントの名前を変えたい場合も、この画面の「アカウント名の変更」から進めますが、ユーザーフォルダ名は変わらない点に注意してください。
方法4:コマンドプロンプトで「whoami」を入力して確認する
現在サインインしているアカウントを正確に確認したい場合は、コマンドプロンプトでwhoamiを実行します。
スタートメニューで「cmd」と検索してコマンドプロンプトを開き、半角で「whoami」と入力してEnterキーを押してください。
結果は通常「PC名\ユーザー名」または組織のドメイン名を含む形式で表示されます。
表示名ではなく、Windowsやネットワーク上で識別されるログオン名を確認できるため、共有フォルダの権限設定や管理者への問い合わせにも役立ちます。
- スタートメニューで「cmd」と検索する
- 「コマンドプロンプト」を開く
- whoamiと入力してEnterキーを押す
- 「PC名\ユーザー名」のうち、\の後ろを確認する
方法5:コマンドプロンプトで環境変数「%USERNAME%」を確認する
ユーザー名だけを簡潔に表示したい場合は、コマンドプロンプトで「echo %USERNAME%」と入力します。
Enterキーを押すと、現在のユーザーに設定されているUSERNAME環境変数の値が1行で表示されます。
whoamiのようにPC名やドメイン名が付かないため、アカウント名だけをコピーしたい場面で便利です。
ただし、表示名やMicrosoftアカウントのメールアドレスを確認する方法ではなく、Windows内部で使われるユーザー名を確認するための方法だと理解しておきましょう。
方法6:netplwizツールでサインインするユーザー名を確認する
netplwizは、PCに登録されているユーザーアカウントとサインイン設定を確認できるWindows標準ツールです。
WindowsキーとRキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、netplwizと入力してEnterキーを押します。
「ユーザー」タブの一覧には、登録済みアカウントのユーザー名、グループ、説明が表示されます。
複数のローカルアカウントがあるPCでは、現在使っているアカウント以外も含めて確認できるため、管理や切り分けに便利です。
方法7:エクスプローラーのUsersフォルダからユーザーフォルダ名を確認する
ファイル保存先に使われるユーザーフォルダ名を調べるには、エクスプローラーで「C:\Users」を開きます。
表示されるフォルダのうち、現在利用しているアカウントに対応するフォルダ名がユーザープロファイル名です。
より確実に確認するには、エクスプローラーのアドレスバーに「%USERPROFILE%」と入力してEnterキーを押き、開いたフォルダのパスを確認します。
この名称は表示名と異なることが多く、アプリ設定やOneDriveの保存先を確認するときに重要になります。
windows11でユーザー名を確認・選択するときの注意点
Windows 11では、個人用、仕事用、学校用など複数のアカウント情報がPCに関連付けられていることがあります。
そのため、設定画面に表示されたメールアドレスだけを見て、Windowsへのサインインアカウントだと判断しないことが重要です。
操作対象のアカウント、管理者権限の有無、Microsoftアカウントへの接続状態を確認すれば、名前変更やユーザー追加の操作で起こりがちな間違いを減らせます。
特に組織のPCでは管理ポリシーにより変更できない場合があります。
設定画面で複数のアカウントを選択して確認する方法
Windows 11の「設定」から「アカウント」を開くと、現在のユーザー情報だけでなく、「家族」や「他のユーザー」に登録されたアカウントも確認できます。
共有PCでは、目的のユーザーを選択してから詳細情報やアカウントの種類を確認してください。
現在サインインしている本人の情報を確認する場合は「ユーザーの情報」、PCに追加されている別の利用者を確認する場合は「他のユーザー」を使い分けます。
削除や権限変更は対象アカウントを間違えるとデータに影響するため、メールアドレスや表示名をよく確認して操作しましょう。
学校・職場アカウントやMicrosoftへの接続状況を確認する
「アカウント」内の「職場または学校にアクセスする」では、組織アカウントへの接続状況を確認できます。
会社や学校から貸与されたPCでは、Microsoft Entra IDなどの組織管理に接続され、表示名やサインイン方法が管理者によって制御されていることがあります。
また、「ユーザーの情報」にMicrosoftアカウントでのサインインが表示されるか確認すると、個人用アカウントとの連携状況を判断できます。
組織管理の端末では、勝手にアカウント名や接続設定を変更せず、情報システム部門へ相談するのが安全です。
管理者かどうかを確認し、操作できない理由を切り分ける
ユーザー名の変更、ユーザー追加、アカウント削除などの操作には、管理者権限が必要になることがあります。
設定の「アカウント」やコントロールパネルの「ユーザーアカウント」で、自分のアカウントに「管理者」と表示されているか確認してください。
標準ユーザーの場合は、設定項目が表示されなかったり、変更時に管理者のパスワード入力を求められたりします。
操作できない原因が権限不足なのか、組織のポリシーなのか、Microsoftアカウント側で変更すべきなのかを切り分けることが解決への近道です。
Windowsのユーザー名変更方法|Microsoftアカウントとローカルでの違い
Windowsのユーザー名を変更する際は、現在利用しているのがMicrosoftアカウントかローカルアカウントかを最初に確認します。
MicrosoftアカウントではWeb上のプロフィール名を変更し、ローカルアカウントではWindowsの管理画面から変更するのが基本です。
どちらの方法でも、画面に表示される名前は変更できますが、C:\Users\配下のユーザーフォルダ名は通常変更されません。
表示名、サインイン用アカウント、フォルダ名を混同すると想定外のトラブルにつながるため、変更したい対象を明確にしてから作業してください。
Microsoftアカウントの名前を変更してWindowsに反映させる手順
Microsoftアカウントでサインインしている場合は、Windowsの設定画面ではなくMicrosoftアカウントのWebページで名前を変更します。
ブラウザーでMicrosoftアカウントにサインインし、「あなたの情報」またはプロフィールの名前編集画面を開いて新しい姓と名を入力します。
本人確認を完了して保存すると、変更内容はMicrosoftのサービスに反映されます。
Windowsのサインイン画面やスタートメニューに反映されるまで時間がかかることがあるため、同期を待ったうえでサインアウト、再起動、または再サインインを行って確認してください。
- MicrosoftアカウントのWebページへサインインする
- 「あなたの情報」から名前の編集画面を開く
- 新しい氏名を入力し、本人確認後に保存する
- Windowsを再起動またはサインアウトして表示を確認する
ローカルアカウントのユーザー名変更をコントロールパネルで行う方法
ローカルアカウントの表示名は、コントロールパネルから変更できます。
スタートメニューで「コントロールパネル」を検索して開き、「ユーザーアカウント」から「アカウント名の変更」を選択してください。
新しい名前を入力して変更を確定すると、サインイン画面やスタートメニューに表示される名称が更新されます。
ただし、この操作で変更されるのは主に表示名です。
既存のC:\Users\配下のフォルダ名、アプリの保存先、環境変数に含まれるプロファイルパスは原則としてそのままなので、フォルダ名を変えたい場合とは分けて考えましょう。
ユーザー名変更後に再起動してアプリ・サインイン画面への反映を確認する
名前の変更後は、Windowsを再起動するか、一度サインアウトしてからサインインし直すことをおすすめします。
アプリやタスクバー、スタートメニューは起動中の情報を保持しており、変更直後には古い名前が残って見える場合があるためです。
再起動後は、サインイン画面、スタートメニュー、設定のアカウント画面、Microsoft 365などの表示を確認してください。
ユーザーフォルダのパスが旧名称のままでも、表示名の変更では正常な挙動です。
パスを無理に変更せず、目的が表示名の更新だけならそのまま利用するのが安全です。
Windows11のユーザーフォルダ名変更は要注意|影響と安全な対処法
Windows 11でC:\Users\配下のユーザーフォルダ名を変更する作業は、表示名の変更よりも大きなリスクがあります。
ユーザーフォルダはデスクトップ、ドキュメント、ダウンロード、AppDataなど、多数のファイルとアプリ設定の保存先です。
フォルダ名だけを変更すると、Windowsやアプリが以前のパスを見つけられなくなり、サインインエラーや設定消失が起こる可能性があります。
名前を整えたいだけなら表示名の変更にとどめ、フォルダ名を変える必要がある場合は新しいユーザーを作成して移行する方法を優先してください。
ユーザーフォルダ名変更でファイルのパスやソフトウェアに生じる影響
ユーザーフォルダ名は、C:\Users\ユーザー名\Documentsのように各種データのパスに含まれます。
多くのアプリは設定ファイル、キャッシュ、プラグイン、テンプレートなどの保存先としてAppData内のパスを記録しています。
そのため、フォルダ名を変更すると、アプリが起動しない、設定が初期化される、ショートカットのリンク先が切れるといった問題が発生するおそれがあります。
OneDrive、開発環境、バックアップソフト、ゲームランチャーなども影響を受けやすいため、既存環境を維持したい場合は安易にフォルダ名を変えないでください。
| 変更対象 | 主な影響 | 推奨される対応 |
|---|---|---|
| 表示名 | サインイン画面やスタートメニューの表示が変わる | 設定またはアカウントページから変更する |
| アカウント名 | ログオンや管理画面での識別名に関係する | アカウント種別に合う手順で変更する |
| ユーザーフォルダ名 | アプリ設定や保存先パスに広く影響する | 新規ユーザー作成とデータ移行を優先する |
レジストリを使う変更操作のリスクと管理者権限が必要な理由
ユーザーフォルダ名を既存アカウントのまま変更する手順として、別の管理者アカウントでログインし、レジストリのProfileImagePathを書き換える方法が紹介されることがあります。
しかし、レジストリはWindowsの重要な設定情報であり、誤った値の入力や関連設定の見落としはサインイン不能、ユーザープロファイルの破損、アプリの不具合につながります。
この作業には管理者権限が必要で、企業・学校の管理端末では制限されている場合もあります。
十分な知識、復元手段、完全なバックアップがない限り、レジストリを使った変更は避けるべきです。
新しいローカルユーザーを作成・追加してデータを移行する安全な方法
ユーザーフォルダ名を希望の文字列にしたい場合は、新しいローカルユーザーを作成してデータを移行する方法が安全です。
設定の「アカウント」から「他のユーザー」を開き、「アカウントの追加」を選択して新しいユーザーを作成します。
作成後に新しいアカウントへサインインし、旧アカウントのデスクトップ、ドキュメント、画像、ダウンロードなどを必要に応じてコピーしてください。
AppDataを丸ごとコピーすると不具合の原因になるため、アプリは再インストールまたは同期機能で再設定するのが基本です。
移行完了後、問題なく使えることを確認してから旧アカウントを削除しましょう。
- 重要なファイルを外部ストレージやクラウドへバックアップする
- 希望する名前で新しいローカルユーザーを作成する
- 新アカウントで一度サインインしてフォルダを生成する
- 個人データを選んでコピーし、アプリを再設定する
- 十分に動作確認してから旧アカウントを整理する
Windowsユーザー名を忘れた・パスワードでサインインできないときの確認手順
Windowsへサインインできないときは、ユーザー名を忘れたのか、パスワードやPINが分からないのか、Microsoftアカウントとローカルアカウントを取り違えているのかを切り分けます。
サインイン画面に表示されるメールアドレス、ユーザー名、サインインオプションを確認すると、使うべき認証情報を判断しやすくなります。
パスワードの推測を繰り返すとロックや本人確認が必要になる場合があるため、公式のリセット手順を利用してください。
他人のアカウントや管理対象PCへ無断でアクセスする行為は避け、管理者または組織の窓口に相談しましょう。
サインイン画面とメールアドレスからMicrosoftアカウントを確認する
Microsoftアカウントでサインインしている場合、サインイン画面には表示名の下や「別のユーザー」選択後にメールアドレスが表示されることがあります。
Outlook.com、Hotmail、Gmailなどのメールアドレスが表示されていれば、そのアドレスがMicrosoftアカウントのサインインIDである可能性が高いです。
PINを使っている場合でも、PINを忘れたときは「PINを忘れた場合」からMicrosoftアカウントによる本人確認へ進めます。
複数のメールアドレスを使っている場合は、Microsoftのアカウント回復ページを利用し、登録した連絡先情報から正しいアカウントを確認してください。
パスワードを忘れた場合のリセット方法と本人確認の質問
Microsoftアカウントのパスワードを忘れた場合は、公式のパスワード再設定ページからリセットします。
登録済みのメールアドレスや電話番号に送られる確認コードを入力し、新しいパスワードを設定する流れです。
ローカルアカウントでは、サインイン画面の「パスワードのリセット」から、あらかじめ設定したセキュリティの質問に回答できる場合があります。
別の管理者アカウントがPCにあるなら、その管理者にパスワード変更を依頼する方法もあります。
本人確認を通過できない場合は、データを守るためにも非公式ツールに頼らず、MicrosoftサポートやPCの管理者へ相談してください。
表示されないユーザーや削除したアカウントを確認するときの注意点
サインイン画面にユーザーが表示されない場合は、「別のユーザー」を選択してアカウント名やメールアドレスを直接入力できるか確認します。
Windowsの設定やnetplwizで無効化されたアカウント、組織のポリシーで非表示になったアカウントは、通常の一覧に出ないことがあります。
すでに削除されたアカウントは、同じ名前で作り直しても以前のプロファイルや暗号化データを自動的に復元できません。
削除前のユーザーフォルダが残っている場合も、アクセス権の設定が必要になることがあります。
重要データがあるときは上書きや初期化を急がず、バックアップ状況を確認してから対応してください。
Windowsユーザー名の決め方|初期設定・セットアップで失敗しないポイント
Windowsを初期設定するときのユーザー名は、後から表示名を変更できるとはいえ、保存先パスやアプリ設定に影響する可能性があります。
特にユーザーフォルダ名として使われる文字列は、短く分かりやすく、半角英数字を中心に決めるとトラブルを避けやすくなります。
PCを複数人で使う場合は、利用者ごとにアカウントを分けることも重要です。
個人用、仕事用、学校用のアカウントを適切に管理し、用途に合わせた名前と権限を設定すると、安全性と使いやすさを両立できます。
半角英数字を基本にしたユーザー名の決め方と避けたい文字
初期設定でユーザー名を決める際は、半角英数字を基本にし、短く識別しやすい文字列にするのがおすすめです。
日本語、空白、記号を含む名前でも使える場合はありますが、古いソフト、コマンド、開発ツール、バックアップツールなどでパスの扱いに問題が起こることがあります。
メールアドレスの一部や本名をそのまま使うと、共有画面やフォルダパスに個人情報が表示される可能性もあります。
用途に応じて、個人を特定しすぎない英字ベースの名前を選ぶと、互換性とプライバシーの両面で扱いやすくなります。
- 半角英字と数字を中心に、短く分かりやすくする
- 空白、日本語、特殊記号の多用を避ける
- 本名、誕生日、社員番号などの個人情報を含めすぎない
- 将来も使える、用途に偏りすぎない名前を選ぶ
PCを共有する場合の複数ユーザー作成・管理のポイント
家族や職場で1台のPCを共有する場合は、利用者ごとにWindowsユーザーを作成するのが基本です。
アカウントを分けることで、デスクトップ、ドキュメント、ブラウザー履歴、アプリ設定などを個別に管理できます。
普段使いのアカウントは標準ユーザーにし、ソフトのインストールやシステム設定を行う管理者アカウントは必要最小限にすることが安全です。
子ども用にはMicrosoft Familyの機能を活用すると、利用時間やコンテンツに関する管理もしやすくなります。
不要になったユーザーを削除する前には、対象アカウント内のデータを必ずバックアップしてください。
Microsoft製品やTechサポートとの連携を考えたアカウント設計
Microsoft 365、OneDrive、Microsoft Store、Xboxなどを利用するなら、Microsoftアカウントでのサインインは利便性が高い選択肢です。
設定やライセンス、クラウド上のデータを複数のデバイスで同期しやすく、パスワードを忘れた場合も登録済みの連絡先を使って回復できます。
一方で、業務用PCと個人用PCを同じアカウントで混在させると、データ同期や権限管理が複雑になることがあります。
仕事や学校では組織指定のアカウントを使い、個人用途とは分けることが望ましいです。
サポートへ問い合わせる際に備え、使用中のメールアドレス、PC名、表示名、エラー内容を区別して控えておくと対応がスムーズです。
Windowsユーザー名に関するよくある質問
Windowsのユーザー名では、画面に出る名前とフォルダ名の違い、Windows 10からWindows 11への移行時の扱い、名前変更後のデータへの影響が特によく質問されます。
これらはアカウントの種類や変更した対象によって答えが変わります。
表示名だけを変える操作は比較的安全ですが、ユーザーフォルダ名やアカウント構成を変更する作業では慎重な対応が必要です。
不安がある場合は、変更前に復元ポイントやバックアップを作成し、現在のアカウント情報とフォルダパスを記録しておきましょう。
ユーザー名とユーザーフォルダ名が違うのはなぜ?
ユーザー名とユーザーフォルダ名が違う主な理由は、Windowsがアカウント作成時に決めたプロファイル用フォルダ名を、表示名の変更後も維持する仕組みだからです。
Microsoftアカウントでは、メールアドレスや初期設定時の情報をもとに短縮されたフォルダ名が作られることもあります。
後からMicrosoftアカウントの氏名を変更しても、既存のフォルダ名はアプリや設定のパスを保護するため通常は変更されません。
これは異常ではなく、Windowsの一般的な仕様です。
表示を整えたいだけなら表示名を変更し、フォルダ名の不一致はそのまま使うのが安全です。
Windows 10からWindows11へ移行するとユーザー名は変わる?
Windows 10からWindows 11へ通常のアップグレードを行った場合、既存のユーザー名、Microsoftアカウントとの関連付け、ユーザーフォルダ名は原則として引き継がれます。
そのため、アップグレードだけで表示名やC:\Users\配下のフォルダ名が勝手に変わることは基本的にありません。
ただし、Windows 11をクリーンインストールして新規セットアップした場合は、セットアップ時に入力したアカウント情報に基づき、新しいプロファイルが作成されます。
移行前後で名前が異なる場合は、アップグレードか新規インストールか、Microsoftアカウントでサインインし直したかを確認してください。
ユーザー名を変更してもデータやアプリの設定は残る?
表示名のみを変更した場合は、通常、デスクトップ、ドキュメント、画像などの個人データや、インストール済みアプリの設定はそのまま残ります。
これはユーザープロファイルの保存場所であるユーザーフォルダ名が変わらないためです。
一方、ユーザーフォルダ名を変更したり、新しいユーザーへ移行したりした場合は、アプリ設定、ブラウザーのプロファイル、ライセンス情報、OneDriveの同期先などを再設定する必要が出ることがあります。
重要な作業の前には、ファイルだけでなく必要なアプリ設定やライセンス情報も確認してバックアップしてください。


