【iPad mini 6(2021年)】レビュー
2021年9月24日に発売された「iPad mini 6(第6世代)」についてレビューします。
スペック
ディスプレイ | 8.3インチ Liquid Retinaディスプレイ |
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生体認証 | TouchID (電源ボタン部分に内蔵) |
画面密度 | 326ppi |
画面解像度 | 2,266×1,488ピクセル |
画面明るさ | 500ニト |
画面特徴 | 広色域ディスプレイ(P3) True Toneディスプレイ 耐指紋性撥油コーティング フルラミネーションディスプレイ 1.8%の反射率 |
チップ | A15 Bionic (6コアCPU 5コアグラフィック 16コアのNeural Engine) |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB/256GB |
メインカメラ | 1200万画素シングルカメラ |
バッテリー | 19.3Wh Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生で最大10時間 |
Apple Pencil | Apple Pencil(第2世代)に対応 |
ポート端子 | USB Type-C |
本体サイズ | 195.4mm×134.8mm×6.3mm |
重さ | Wi-Fiモデル293g Wi-Fi+Cellularモデル297g |
本体カラー | パープル/ピンク/スターライト/スペースグレイ |
同梱物
iPad mini本体、USB-C充電ケーブル、20W USB-C電源アダプタ、ステッカー類
私が買ったモデル
カラーはパープルでストレージは64GBのWi-Fiモデルです。
パープルが一番人気だったようで発表会の直後に買ったのですがその日の午後に見たら発売日より後の出荷日になっていました。
良かった点
指紋認証付き
iPhone13は顔認証ですがiPad miniは指紋認証になりました。
その精度はかなり良くてちょっと触れるだけでも反応してくれるので優秀です。
シャオミのスマホだと汗で濡れていたり手を洗った後だと指紋認証失敗がよくあるのでさすがアップルというところ。
ゲームもサクサク
iPhone13と同じA15を搭載しているので高性能です。
ネットサーフィンは当たり前ながら快適でゲームであれば人気のウマ娘も問題なくできます。
他のiPadシリーズだと画面が大きすぎるがゆえに操作性がスマホより劣るのですがiPad miniはギリギリの許容範囲内です。
ただしフレームレートは60なので音ゲーには厳しいかもしれません。
本体サイズ・重量
8.3インチということでiPhoneに比べると2インチぐらい大きいです。
縦はそこまで変わらないのですが横幅はかなり広く感じます。
片手持ちにはギリギリのサイズですが片手操作はまず無理でもう片方の手でタッチするのが基本です。
293グラムということですがケースを付けているので300グラムは確実に超えます。
片手でギリギリ持てる重さだと思います。
ポートがUSB Type-Cになって映像出力も可
前機種の第5世代ではライトニング端子でしたがUSBタイプCになりました。
転送速度も上がったのとモニターにタイプC端子があれば映像出力もできます。
DellのU2720Qという4kモニターで試したところ問題なく映像出力と充電ができました。
良くない点
保護フィルム・ケースは絶対に必要
アップル製品を買った人なら知っていると思いますが保護フィルム・ケースは付属していません。
iPhoneに比べると画面の表面積が広くなる分落とした時の衝撃が大きくなるので保護フィルムは絶対に必要です。
またアップル製品は傷が付きやすいのでケースも必要です。
私が買った透明ケースはアップルペンシルを充電するマグネット部分に穴が書いているものですがこういうのを買っておくといいです。
ベゼルレスというわけではない
ホームボタンが廃止されて全画面になったのですがベゼルはかなりあります。
逆にあることにより誤反応を防ぐこともありますがギャラクシーのようなギリギリの画面は期待できません。
イラストを描くには厳しい
メモリ4GBあるしフルラミネーションなのでイラストしやすそうと思われますがやや難しいです。
8.3インチだと画面が小さすぎて顔やバストアップぐらいならまだしも全身とかは厳しいです。
イラストを描く目的であれば11インチ前後のiPad Air(第4世代)かiPad Proがいいかと思います。
そもそもiPadのイラストアプリ自体が不完全なものが多く、PhotoShopやクリップスタジオもPC版に比べると機能が劣ります。
本気で絵を描くならパソコンの方がいいかと思います。
アプリがiPad用に最適化されていないものが多い
アップルストアで提供されているアプリの中にはiPad用ではなくiPhone用のものが多いです。
そのためiPadで見ると全画面にならなかったりします。
なのでiPad Proを買ったとしてもできることはあまりないのかなと思います。
ストレージが64か256ギガしかない
ストレージの選択肢が64GBか256GBの2択しかないのが残念です。
私はそこまで容量を使うことがないだろうと思って64GBにしました。
初期状態で13.8GB使用済みでいろいろアプリを入れて15.7GB使用なので十分でした。
256GBは使うことはまずないので選ぶ必要はないと思います。
128GBが仮にあったとしてもiPhoneのように写真や動画を撮りまくることはまずないのでそんなにいらないです。
基本は電子書籍用
私が買った最大の目的は電子書籍の閲覧用です。
Kindleでよく読んでるので上に書いたようにほとんど容量を使いません。
画面サイズが一般的な本と同じぐらいで片手で持てるのがいいです。
ページめくりも速いので実用上問題ないです。
勉強用でも使える
絵を描くのは厳しいですが問題集などの解答を書いていくにはちょうどいいと思います。
画面を分割してしまうと小さすぎるのですが問題文はスマホとかで見てiPad miniに書くのであれば問題ないです。
持ち運びしやすいサイズだし学生さんには向いていると思います。