MacBookのアプリ消し方|削除できない原因と対処法
MacBookの不要なアプリを消したいのに、操作方法がわからない、ゴミ箱に移動できないと困っていませんか。
MacのアプリはFinderから削除できるものが多い一方、専用のアンインストーラが必要なソフトや、削除できない標準アプリもあります。
この記事は、初めてMacBookを使う方や、アプリを安全に整理したい方に向けた解説です。
基本の削除手順から、削除できない原因の切り分け、関連ファイルの整理、間違えて消した場合の復元まで紹介します。
まずはアプリの配布元とmacOSのバージョンを確認し、自分の環境に合う方法を選びましょう。
MacBookのアプリの消し方|初心者が削除前に確認したいこと
MacBookのアプリを削除するときは、最初に「アプリを終了する」「必要なデータを残す」「適切な削除方法を選ぶ」の3点を確認しましょう。
アプリ本体を消す操作と、作成したファイルや契約情報を整理する操作は別です。
準備せずに削除すると、保存していない作業が失われたり、再インストール時に必要な情報が見つからなくなったりすることがあります。
また、App Storeから入れたアプリと、メーカーのサイトから入れたソフトでは、推奨される手順が異なる場合があります。
以下の違いを把握してから作業すると、削除後のトラブルを減らせます。
| 確認すること | 削除前の対応 |
|---|---|
| アプリが起動しているか | 作業内容を保存して終了する |
| 必要なデータがあるか | 書き出しやバックアップを行う |
| 専用の削除方法があるか | メーカー公式の案内を確認する |
| 継続課金を契約しているか | 必要に応じて別途解約する |
アプリを閉じる操作とアンインストールの違い
Macでは、ウインドウ左上の赤い閉じるボタンを押しても、アプリ自体は起動したままになることがあります。
画面が消えたことと、アプリが終了したことは同じではありません。
通常はメニューバーのアプリ名から「終了」を選ぶか、Command+Qキーで終了します。
一方、アンインストールは、アプリ本体をMacから取り除く操作です。
Dockのアイコンを取り除いただけでは、本体は削除されません。
また、Finderでアプリをゴミ箱に移動しても、関連する設定や作成済みの書類まで必ず消えるわけではないため、それぞれの操作を区別して進めましょう。
必要なデータをバックアップして安全に削除する準備
アプリを削除する前に、そのアプリで作成した書類、写真、録音、プロジェクトなどの保存場所を確認してください。
データがアプリ専用のライブラリや内部領域に保存されている場合は、公式の書き出し機能を使って残すと安心です。
必要に応じてTime Machineや外付けストレージでバックアップし、実際に保存できているかも確かめましょう。
有料アプリでは、再インストールに使うアカウント、ライセンスキー、認証解除の要否も確認します。
クラウド同期は削除操作がほかの端末へ反映される場合があるため、独立したバックアップと同じとは考えないことが大切です。
- 編集中のファイルを保存する
- アプリ内だけにあるデータを書き出す
- ログイン情報やライセンス情報を確認する
- バックアップ先で必要なデータを開けるか確認する
インストール元とmacOSのバージョンで削除方法を選ぶ
アプリの削除方法は、インストール元と利用中のmacOSによって選び分けます。
多くの一般的なアプリはFinderから削除できますが、メーカーが専用アンインストーラを用意している場合は、その手順を優先してください。
App Storeのアプリは、Launchpadがある環境なら、そこから削除できる場合もあります。
なお、macOS Tahoe 26ではLaunchpadが廃止されているため、古い解説と画面が一致しないことがあります。
OSのバージョンはAppleメニューの「このMacについて」で確認できます。
画面に機能が見当たらないときは無理に探し続けず、Finderを使う方法に切り替えましょう。
| アプリ・環境の種類 | 最初に検討する削除方法 |
|---|---|
| 一般的なアプリ | Finderからゴミ箱に移動 |
| 専用アンインストーラがあるソフト | メーカー公式の手順 |
| Launchpadがある環境のApp Storeアプリ | Launchpad、またはFinder |
| LaunchpadがないmacOS | Finder、またはストレージ管理 |
FinderでMacのアプリを削除する基本手順
専用のアンインストーラを必要としないアプリは、Finderで本体を選び、ゴミ箱へ移動するのが基本です。
MacBook AirでもMacBook Proでも、操作の考え方は変わりません。
最初にアプリを終了し、「アプリケーション」フォルダから削除対象を探してください。
その後、名前やアイコンを確かめてゴミ箱へ移動し、必要なデータを残しているか確認してからゴミ箱を空にします。
Dockやデスクトップにあるアイコンは、本体ではなくショートカットの場合があるため注意が必要です。
メーカー独自の削除手順が案内されていないかも、作業前に確認しておきましょう。
「アプリケーション」フォルダで削除したいアプリを探す
DockのFinderアイコンを開き、サイドバーの「アプリケーション」をクリックします。
表示されない場合は、Finderのメニューバーから「移動」→「アプリケーション」を選ぶか、Shift+Command+Aキーを押してください。
一覧から削除したいアプリを探し、名称と提供元を確認します。
似た名前の補助アプリや、複数バージョンが並んでいる場合は、取り違えないよう注意しましょう。
一部のアプリはホームフォルダ内の「アプリケーション」に入っていることもあります。
検索で見つけた場合も、右クリックの「情報を見る」などで保存場所を確認し、本体であることを確かめてください。
アプリをゴミ箱に移動する|ドラッグと右クリックの操作方法
削除対象を確認したら、アプリのアイコンをDockのゴミ箱へドラッグします。
別の方法として、アプリを右クリックし「ゴミ箱に入れる」を選んでも構いません。
トラックパッドでは、設定に応じて2本指クリック、またはControlキーを押しながらクリックするとメニューを開けます。
アプリを選択してCommand+Deleteキーを押す方法もあります。
管理者による認証を求められた場合は、表示内容を確認して認証してください。
「使用中」などの警告が出るときは操作を繰り返さず、アプリの終了や再起動を試し、原因を取り除いてから再度移動しましょう。
- ドラッグ操作:アプリ本体をDockのゴミ箱へ移動する
- 右クリック操作:「ゴミ箱に入れる」を選ぶ
- キーボード操作:選択後にCommand+Deleteキーを押す
ゴミ箱を空にする前に削除対象のファイルを確認する
ゴミ箱に移した段階では、通常、アプリのデータはまだストレージ上に残っています。
容量を空けるにはゴミ箱を空にする必要がありますが、その前に中身を開いて確認しましょう。
以前に捨てた書類や写真が一緒に入っていると、それらもまとめて削除されるためです。
必要な項目があれば、右クリックして「戻す」を選ぶなどして退避します。
削除対象に問題がなければ、Finderのメニューやゴミ箱の操作から空にしてください。
空にしたあとはゴミ箱から簡単に戻せなくなるため、アプリの取り違えやバックアップ漏れがないか、最後にもう一度確認することが大切です。
LaunchpadでApp Storeのアプリを削除する方法
Launchpadが搭載されているmacOSでは、App Storeから入れたアプリをアイコンの一覧から削除できる場合があります。
Finderのフォルダ操作に慣れていない方でも、目的のアイコンを探して削除しやすい方法です。
ただし、Launchpadに表示されているすべてのアプリを、この画面から消せるわけではありません。
また、macOS Tahoe 26ではLaunchpadが廃止されており、同じ手順は使えません。
利用中のMacにLaunchpadがあるかを確認し、見当たらない場合や削除ボタンが出ない場合は、Finderやストレージ管理からの削除を検討しましょう。
Launchpadが使えるmacOSでアイコンを長押しして削除する手順
Launchpadを開いたら、一覧や検索欄から削除したいアプリを探します。
アイコンを長押しするか、Optionキーを押し続けると、アイコンが揺れて削除可能なアプリにバツ印が表示されます。
対象のバツ印をクリックし、確認画面でアプリ名を確かめてから削除してください。
この方法ではFinderのゴミ箱から戻す手順は使えないため、必要なデータの保存は先に済ませておきましょう。
バツ印が表示されない場合は、その画面からは削除できないアプリです。
繰り返し長押しするのではなく、Finderで本体を探すか、メーカーのアンインストール方法を確認してください。
- Launchpadで対象アプリを探す
- アイコンを長押しするかOptionキーを押し続ける
- バツ印をクリックし、確認画面で削除する
削除のバツが出ないアプリはFinderで操作する
Launchpadでバツ印が出ない主な理由は、そのアプリがApp Store経由の削除に対応していないことです。
メーカーのWebサイトから入れたアプリなどは、Launchpadに表示されていても、ここから削除できない場合があります。
まずFinderの「アプリケーション」で本体を探し、公式に専用の削除方法が指定されていないかを確認しましょう。
特別な指定がなければ、アプリを終了してからゴミ箱に移動します。
ただし、Appleの標準アプリなど、システムに保護されているものもあります。
バツ印がないことだけで故障と判断したり、強制的な削除方法を試したりしないでください。
LaunchpadがないmacOSでは「設定」のストレージ管理機能も確認
Launchpadがない環境では、Finderに加えて「システム設定」のストレージ管理も確認できます。
対応するmacOSでは「一般」→「ストレージ」を開き、「アプリケーション」の詳細表示からアプリの容量や削除操作を確認します。
項目名やボタンの表示はOSのバージョンによって異なり、すべてのアプリをここから削除できるとは限りません。
容量の大きいアプリを見つける用途にも便利ですが、名前だけで不要と判断しないことが大切です。
専用アンインストーラが必要なソフトは公式手順を優先し、削除ボタンが使えない場合はFinderからの操作に切り替えましょう。
専用アンインストーラが必要なソフトの消し方
Macのアプリには、本体をゴミ箱へ移動するだけでは適切に削除できないものがあります。
とくに、システム拡張、通信の監視機能、バックグラウンドサービスなどを導入するソフトは注意が必要です。
本体だけを先に消すと、補助機能が残ったり、設定画面に項目が残ったりすることがあります。
メーカーが専用アンインストーラや削除機能を提供している場合は、それを使うのが基本です。
また、アンインストールしても契約中の料金が自動で止まるとは限りません。
削除手順、ライセンスの扱い、サブスクリプションの有無をそれぞれ確認してから作業を進めてください。
メーカー公式のアンインストーラの有無と使い方を確認する
専用アンインストーラは、アプリ内のメニュー、アプリと同じフォルダ、ダウンロードしたインストーラなどに含まれていることがあります。
見つからない場合は、メーカー公式サイトで製品名と「アンインストール」を検索してください。
製品のバージョンやmacOSによって手順が異なることがあるため、自分の環境に合う案内を選ぶことが重要です。
実行前にはアプリを終了し、必要なデータを保存します。
途中で認証や再起動を求められたら、公式の説明に沿って対応しましょう。
非公式サイトが配布する削除プログラムは避け、入手元と対象製品を確認してから実行してください。
セキュリティ(Security)ソフトや常駐ツールは専用の手順で削除する
セキュリティソフト、VPN、バックアップソフト、周辺機器の管理ツールなどは、専用の削除手順が必要になることがあります。
画面上のアプリを閉じても、通信の保護機能や補助サービスが動いている場合があるためです。
公式の手順では、保護機能の停止、管理用パスワードの入力、再起動などを求められることがあります。
自己判断で関連フォルダだけを消すと、設定の不整合が起きるおそれがあります。
会社や学校が管理しているMacBookでは、利用者による削除が制限されていることもあります。
その場合は制限を回避せず、管理担当者へ削除の可否を確認してください。
アプリの削除とは別にサブスクリプションの解約が必要か確認する
有料アプリをアンインストールしても、サブスクリプションは通常、自動では解約されません。
使わなくなったサービスの支払いを止めたい場合は、契約先で別途手続きが必要です。
Apple経由の契約は、App Storeのアカウント設定などにあるサブスクリプション管理画面で確認します。
メーカーと直接契約したサービスは、その公式サイトの会員ページで確認してください。
無料体験中でも、更新日までに解約しないと課金される契約があります。
解約後の利用期限やクラウド上のデータ保持期間も確かめ、必要なデータを書き出してからアプリを削除すると安心です。
MacBookのアプリが削除できない原因と対処法
アプリを削除できないときは、表示されたメッセージから原因を切り分けることが近道です。
「開いている」と表示されるなら、アプリ本体や補助プログラムの動作を確認します。
権限に関する警告なら、管理者認証やファイルの状態を確認する必要があります。
一方、macOSに保護された標準アプリは、一般的な方法では削除できない場合があります。
原因を確かめずに強力な削除ツールやコマンドを使うと、必要なファイルまで失う危険があります。
まず通常の終了、次に再起動という順番で試し、解決しなければ公式サポートや管理者へ相談しましょう。
| 症状 | 考えられる原因 | 最初の対処 |
|---|---|---|
| 開いているため削除できない | アプリや補助機能が動作中 | アプリを終了する |
| 終了操作に反応しない | アプリが応答していない | 強制終了や再起動を試す |
| アクセス権の警告が出る | 操作権限や管理上の制限 | 認証・権限・管理状況を確認する |
| 標準アプリを移動できない | macOSによる保護 | 削除せず、表示や使用方法を見直す |
「開いているため削除できません」と表示されたらアプリを終了する
「開いているため削除できません」と表示された場合は、まず対象アプリを通常の方法で終了します。
そのアプリを選択し、メニューバーのアプリ名から「終了」を選ぶか、Command+Qキーを押してください。
ウインドウを閉じるだけでは動作が続く場合があるため、終了操作を行うことがポイントです。
メニューバーに専用アイコンがあるアプリは、そこに終了メニューがないかも確認します。
保存確認が出たら必要な内容を保存し、終了後にもう一度ゴミ箱への移動を試しましょう。
それでも同じ警告が出るときは、関連する常駐プログラムが動いている可能性があります。
アプリを終了できないときは強制終了し、Macを再起動する
アプリが固まって通常の終了ができない場合は、Option+Command+Escキーで「アプリケーションの強制終了」を開きます。
対象のアプリを選んで強制終了し、その後に削除を試してください。
強制終了では未保存の変更が失われる可能性があるため、操作できる状態なら先に保存しましょう。
一覧に出ない補助機能が残っている場合や、削除できない状態が続く場合は、AppleメニューからMacを再起動します。
再起動後は対象アプリを開かずに削除を試すと、状況を切り分けやすくなります。
電源ボタンの長押しによる強制的な電源断は、通常の再起動ができない場合の最終手段です。
常駐プログラムのプロセスをアクティビティモニタで確認する
アプリを終了しても削除できない場合は、アクティビティモニタで関連するプロセスが動いていないか確認できます。
Finderの「アプリケーション」→「ユーティリティ」から開き、検索欄にアプリ名やメーカー名を入力して探します。
ただし、似た名前だけで関連プロセスと決めつけてはいけません。
内容を特定できる場合に限り、対象を選んで停止ボタンから終了を試してください。
システムのプロセスや正体不明の項目は終了しないことが重要です。
自動で起動し直すものは無理に停止し続けず、メーカーのアンインストーラや常駐機能の停止手順を確認しましょう。
ゴミ箱に入らないときはユーザーのアクセス権やファイルのロックを確認する
アクセス権やロックに関する警告が出る場合は、Finderで対象を選び、Command+Iキーで「情報を見る」を開きます。
自分で管理している通常のアプリなら、「ロック」欄にチェックがないか、共有とアクセス権がどうなっているかを確認してください。
管理者認証が必要な操作では、そのMacの管理者アカウントによる許可が求められます。
ただし、権限を広範囲に変更したり、すべてのユーザーへ書き込みを許可したりする方法は避けましょう。
会社や学校の管理設定、システム保護が理由の場合は、自分で解除しないでください。
不明なときは警告文を控えて管理者や公式サポートへ相談します。
Apple標準のシステムアプリには削除できないものがある
Macに最初から入っているApple製アプリの中には、macOSの一部として保護され、通常の方法では削除できないものがあります。
これは故障ではなく、システムの安定性や安全性を保つための仕組みです。
削除できないアプリを無理に消す目的で、システム整合性保護などの安全機能を無効にすることはおすすめできません。
使わないだけであれば、Dockから取り除く、通知をオフにする、別のアプリを既定に設定するなどの方法があります。
標準アプリがすべて削除不可というわけではなく、扱いはアプリとOSによって異なります。
判断に迷う場合はAppleの公式案内を確認しましょう。
Macのアプリを完全削除したいとき|関連ファイルを手動で整理する方法
アプリ本体を削除したあとも、設定、キャッシュ、ログなどの関連ファイルが残ることがあります。
容量を整理したい場合や、設定を初期化して入れ直したい場合には、これらの確認が役立ちます。
ただし、「完全削除」を目指して名前の似たファイルをすべて消すのは危険です。
関連フォルダには、必要なユーザーデータや同じメーカーの別アプリが使う情報が含まれる場合があります。
初心者は本体の削除だけで様子を見ても構いません。
手動で整理する場合は公式の保存場所の案内を優先し、バックアップを取ったうえで、削除対象との関係を確認できる項目だけに限定しましょう。
アプリ本体の削除後も設定ファイルやキャッシュが残る理由
macOSでは、アプリ本体と利用中に作られるデータが、別の場所に保存されることがよくあります。
たとえば、画面表示の設定、ログイン状態に関する情報、一時ファイル、追加ダウンロードした素材などです。
そのため、本体をゴミ箱に移動しても、ユーザーのLibrary内にある関連データまで一括で消えるとは限りません。
設定が残ることで、再インストール後に以前の環境を引き継げる場合もあります。
一方、不要なキャッシュや素材が大きな容量を占めることもあります。
残っていること自体を削除失敗と考えず、必要性と容量を確認して、整理するかどうか判断してください。
Finderの「フォルダへ移動」でユーザーのLibraryを開く
ユーザーのLibraryを確認するには、Finderの「移動」→「フォルダへ移動」を選びます。
ショートカットはShift+Command+Gキーです。
入力欄に「~/Library」と入力して移動すると、現在ログインしているユーザーのLibraryが開きます。
先頭の「~」はホームフォルダを表し、「/Library」や「/System/Library」とは別の場所です。
Libraryは通常の書類フォルダとは異なり、多くのアプリが使う設定やデータを含みます。
開けたからといって一括削除せず、メーカーが案内するフォルダ名やアプリの識別子を確認しながら、対象を慎重に探してください。
- FinderでShift+Command+Gキーを押す
- 「~/Library」と入力して移動する
- 公式に案内されている関連ファイルの場所を確認する
- 必要なデータを退避してから整理する
関連データの保存場所を確認し、削除してよいファイルを見分ける
関連データは、ユーザーのLibrary内にある「Application Support」「Preferences」「Caches」などに保存されることがあります。
ただし、保存先はアプリによって異なり、フォルダ名が製品名と一致しない場合もあります。
判断には公式の説明やアプリの識別子を使い、名前が似ているという理由だけで削除しないでください。
とくにApplication SupportやContainersには、作成したデータが含まれる可能性があります。
必要な内容をバックアップし、削除するアプリだけのものと確認できた項目に限定しましょう。
設定不良の解消が目的なら、再インストール前にメーカーの初期化手順を確認すると確実です。
| 主な保存場所 | 入っていることがあるデータ | 注意点 |
|---|---|---|
| ~/Library/Application Support | 動作に必要なデータ、素材、ユーザーデータ | 重要なデータが含まれる場合がある |
| ~/Library/Preferences | アプリの設定 | 削除すると設定が初期化される場合がある |
| ~/Library/Caches | 表示や処理を速める一時データ | 対象アプリとの関係を確認する |
| ~/Library/Containers | アプリ専用の設定や保存データ | 一括削除せず公式手順を優先する |
| ~/Library/Group Containers | 複数アプリで共有するデータ | 同じメーカーの別アプリへ影響する可能性がある |
共有ファイルやシステム領域をむやみに消さないための注意点
同じメーカーのアプリを複数使っている場合、ライセンス情報、素材、更新機能などを共有していることがあります。
削除したいアプリのメーカー名が付いていても、そのフォルダ全体を消してよいとは限りません。
また、「/Library」は複数ユーザーに関わるデータを含み、「/System/Library」はmacOSの重要な領域です。
ユーザーのLibraryと混同して操作しないでください。
容量を空ける目的でも、正体のわからない項目やシステム領域は削除対象にしないのが基本です。
判断できないファイルは残し、公式アンインストーラやメーカーサポートを利用するほうが安全です。
削除ツールやターミナルは使うべき?便利さとリスクを比較
アプリ削除ツールは、関連ファイルを探す手間を減らせる一方、検出結果の確認が必要です。
ターミナルでもファイルを削除できますが、初心者が通常のアンインストールに使う必要はほとんどありません。
まずFinderやメーカー公式のアンインストーラを使い、それで対応できない理由がある場合に限って、ほかの方法を検討しましょう。
とくに「完全削除」という表現だけで安全性や網羅性を判断するのは避けてください。
どの方法でも、共有データや必要な書類を消さないことが最優先です。
便利さだけでなく、配布元、対応環境、削除前の確認のしやすさを比較して選びましょう。
| 方法 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| Finder | 追加ソフトなしで操作できる | 関連ファイルが残る場合がある |
| 公式アンインストーラ | 製品に合わせた処理ができる | 対象製品とバージョンを確認する |
| 第三者製の削除ツール | 関連ファイルをまとめて探せる | 誤検出や共有データの巻き込みに注意する |
| ターミナル | 特定の状況で細かい操作ができる | 誤操作による削除を元に戻しにくい |
無料のアンインストールツールを選ぶ際は配布元と対応macOSを確認する
無料のアンインストールツールを使う場合は、開発元の公式サイトなど、信頼できる配布元から入手してください。
広告のダウンロードボタンや、別ソフトの導入を勧めるページと取り違えないことが大切です。
対応するmacOS、更新状況、利用条件を確認し、自分のMacで使えるかを確かめます。
無料版では一部機能が有料の場合もあるため、料金表示も見ておきましょう。
フルディスクアクセスなどを求められたら、その機能に必要な権限かを確認してください。
安全性を確認できないツールのためにmacOSの保護設定を緩めることは避け、迷う場合は標準の削除方法を選びましょう。
自動検出された関連ファイルも削除前に内容を確認する
削除ツールが一覧に表示したファイルは、すべてが不要と保証されているわけではありません。
共有フォルダ、追加素材、ユーザーが作成したデータなどが候補に含まれる可能性があります。
実行前にファイル名だけでなく保存場所や容量を確認し、削除したいアプリとの関係を見極めてください。
同じメーカーの別アプリを使っている場合は、共有データの扱いを特に慎重に判断しましょう。
不明な候補は選択から外し、必要なデータのバックアップを優先します。
セキュリティソフトなどに公式の専用削除手順がある場合は、第三者製ツールの自動処理よりも公式の方法を優先してください。
ターミナルで削除コマンドを実行するリスクと初心者が避けたい操作
ターミナルの削除コマンドは、指定を誤ると必要なファイルまで消す危険があります。
とくに「rm」に再帰的・強制的な削除オプションを付ける操作や、「sudo」で権限を高める操作には注意が必要です。
通常のゴミ箱を経由せず削除する場合があり、Finderの「戻す」で復元できないことがあります。
ネット上のコマンドを意味がわからないまま貼り付けたり、ワイルドカードで対象を広く指定したりしないでください。
削除できない理由がシステム保護や管理制限なら、コマンドで回避しようとしないことも大切です。
初心者はFinderや公式アンインストーラを使う方法を選びましょう。
アプリを削除したあとに確認すること|復元・容量・動作チェック
アプリの削除が終わったら、必要なデータが残っているか、空き容量が増えたか、ほかのアプリに影響がないかを確認します。
ゴミ箱に移しただけでは容量が十分に空かないため、不要なものだけが入っていることを確かめてから空にしてください。
また、間違えて削除した場合の対応は、ゴミ箱に残っているかどうかで変わります。
本体を戻せても、別に消したデータや設定が自動で戻るとは限りません。
削除後に不調が起きた場合は、慌てて追加のファイルを消さず、再起動や公式手順での再インストールを検討しましょう。
最後の確認まで行うことで、安心してMacBookを使い続けられます。
間違えて削除したアプリをゴミ箱から復元する方法
Finderで削除したアプリがまだゴミ箱に残っている場合は、ゴミ箱を開いて対象を探します。
右クリックで「戻す」が表示されれば、それを選ぶと元の場所へ戻せます。
表示されない場合は、元の「アプリケーション」フォルダなどへドラッグして戻す方法もあります。
移動時に管理者認証が必要になることがあるため、画面の案内を確認してください。
復元後はアプリを起動し、必要なデータや設定が使えるかを確かめます。
ただし、専用アンインストーラを実行した場合や、関連ファイルも削除した場合は、本体だけを戻しても正常に動かないことがあるため、再インストールを検討しましょう。
ゴミ箱を空にしたあとは再インストールやバックアップからの復元を検討する
ゴミ箱を空にした場合やLaunchpadから削除した場合は、通常、ゴミ箱から本体を戻すことはできません。
App Storeの購入履歴やメーカー公式サイトから再インストールし、必要に応じてライセンス認証を行います。
ただし、アプリを入れ直すことと、作成したデータを復元することは別です。
失った書類や設定は、削除前のTime Machineバックアップ、書き出したファイル、サービス側の復元機能などを確認してください。
配布が終了しているアプリや古いバージョンは、再入手できない場合もあります。
重要なデータを失ったときは新たな保存や削除をむやみに続けず、利用できるバックアップを先に調べましょう。
ストレージの空き容量とMacの動作を確認して安心して使う
削除後は「システム設定」→「一般」→「ストレージ」などから、空き容量を確認します。
表示の再計算に時間がかかる場合もあるため、すぐに数値が変わらなくても、少し待ってから見直してください。
容量が増えないときは、ゴミ箱に本体が残っていないか、別の場所に大きな素材やデータが残っていないかを確認します。
あわせて再起動後の動作や、普段使うアプリ、必要な通信機能に問題がないかも確かめましょう。
アプリを減らせば必ず高速化するわけではないため、効果を求めて削除を繰り返す必要はありません。
不要なアプリを安全な方法で整理し、必要なデータを残せていれば作業は完了です。


