MacBookのキーボードが反応しない!まず試す7つの対処法

MacBookのキーボードが突然反応しなくなり、仕事が進まない、パスワードを入力できずログインできないと困っていませんか。
この記事は、MacBook Air・MacBook Proの内蔵キーボードで入力できなくなった方に向けて、安全確認のポイントと自分で試せる7つの対処法を紹介します。
設定やソフトウェアの問題と故障の見分け方、外付けキーボードを使う応急処置、バックアップ、修理の相談先まで順番に解説します。
なお、水濡れやバッテリーの膨張が疑われる場合は、対処法を試すより先に使用を中止してください。

Contents

MacBookのキーボードが反応しないときに最初に確認すること

MacBookのキーボードが反応しないときは、いきなり初期化したり、設定を次々と変更したりせず、まず症状を整理しましょう。
すべてのキーが使えないのか、一部だけなのか、ログイン前後のどちらで起こるのかによって、確認すべき点が変わります。
画面が暗い場合は、単に電源が入っていない、または充電が不足している可能性もあります。
ただし、液体をこぼした直後や本体が変形している場合は充電しないでください。
安全上の問題がなければ、電源状態、画面の動き、トラックパッドの反応を確かめ、発生日時や直前の操作を記録します。

すべてのキー・一部のキー・ログイン時だけ?症状と発生タイミングを確認

最初に、反応しない範囲とタイミングを確認します。
ログインできる場合は「メモ」や「テキストエディット」など別のアプリでも入力し、特定のアプリだけの問題かを確かめてください。
文字が入力されないのではなく、違う文字になる場合は、入力ソースやキーボード配列の設定が原因かもしれません。
ログイン画面だけで困る場合は、表示されている入力ソースやCaps Lockの状態も確認します。
パスワード欄は入力内容が隠れるため、無反応なのか入力違いなのかを慎重に見分けましょう。
再起動後、スリープ復帰後、更新直後などの発生条件も控えると、修理時の説明に役立ちます。

症状 確認したいこと
すべてのキーが反応しない 本体のフリーズ、設定、内蔵キーボードの故障
一部のキーだけ反応しない ゴミの詰まり、キーの破損、キー割り当て設定
ログイン時だけ入力できない 入力ソース、Caps Lock、起動直後の周辺機器の認識状態
特定のアプリだけ入力できない アプリの不具合、入力モード、拡張機能
別の文字や記号が入力される 日本語・英語の切り替え、JIS・US配列の設定

トラックパッドも動かない?本体のフリーズと内蔵キーボードの不具合を見分ける

キーボードだけでなくポインタも動かず、画面表示も更新されない場合は、Mac全体がフリーズしている可能性があります。
一方、トラックパッドでメニューを開けるなら、入力設定やキーボード側の問題を優先して調べます。
可能であればUSB接続のマウスやキーボードを試し、内蔵機器だけが反応しないのか確認しましょう。
ただし、内蔵キーボードとトラックパッドが同時に故障するケースもあるため、両方使えないだけでフリーズとは断定できません。
画面上の時計やアニメーションが動くかも判断材料になります。
操作できる部分が残っている場合は、強制終了より先に作業の保存を優先してください。

液体をこぼした・バッテリーが膨張している場合は使用を中止する

飲み物をこぼした直後や、底面が膨らんでいる、トラックパッドが押しにくい、筐体に隙間がある場合は、再起動や充電を試さないでください。
内部のショートやバッテリーの損傷につながるおそれがあります。
安全に操作できる範囲で電源を切り、電源アダプタと周辺機器を外して修理窓口へ相談しましょう。
膨らんだ部分を押す、穴を開ける、本体を分解する行為は危険です。
水濡れ後にドライヤーで加熱したり、米に埋めたりする方法も避けてください。
発煙、異臭、異常な発熱がある場合は触らずに離れ、火災のおそれがあれば消防へ連絡します。

MacBookのキーボードが反応しないときにまず試す7つの対処法

水濡れや膨張などの危険がない場合は、再起動、掃除、設定確認といった負担の少ない方法から試しましょう。
一度に複数の設定を変更せず、対処のたびに同じアプリで入力を確認すると、改善につながった操作を把握しやすくなります。
ここで紹介する7つの方法は、すべてのMacBookで同じように実行できるわけではありません。
特にSMCとNVRAM/PRAMの手動リセットはIntel搭載モデルが対象です。
操作できる場合はAppleメニューの「このMacについて」でチップまたはプロセッサを確認し、重要なデータを保存してから進めてください。

  • ①Macを再起動する
  • ②キーの周囲を掃除する
  • ③スローキー・マウスキーの設定を確認する
  • ④macOSとアプリを更新する
  • ⑤セーフモードで起動する
  • ⑥Intel搭載MacのSMCをリセットする
  • ⑦Intel搭載MacのNVRAM/PRAMをリセットする

①Macを再起動する|操作できない場合の電源ボタンによる強制終了は慎重に

一時的な不具合なら、通常の再起動で入力が戻ることがあります。
トラックパッドが動く場合は、作業中のファイルを保存し、Appleメニューから「再起動」を選んでください。
特定のアプリだけが固まっている場合は、まずAppleメニューの「強制終了」からそのアプリだけを終了する方法もあります。
Mac全体が反応せず通常終了できないときに限り、電源ボタンを最大10秒ほど長押しして電源を切ります。
Touch ID搭載機ではTouch IDボタンが電源ボタンを兼ねます。
強制終了では未保存データが失われるため、繰り返し実行しないでください。
電源が切れたら少し待ち、通常どおり起動して入力を確認します。

②キーの周囲を掃除する|ホコリやゴミを取り除く方法と注意点

一部のキーだけ反応が鈍い、押した感触が違う場合は、キーの周囲にホコリやゴミが入り込んでいる可能性があります。
電源を切り、電源アダプタや周辺機器を外してから、表面を柔らかい乾いた布で拭いてください。
キーキャップを無理に外すと、内部の薄い支持部品を破損するおそれがあります。
エアダスターを使う場合は、Appleが対象モデル向けに案内している手順を確認しましょう。
対応機種の案内では本体を約75度に傾け、ノズルをキーボードから約1.3cm離して噴射します。
缶を逆さにせず、液体や洗剤を直接吹き付けないことも重要です。
べたつきや液体の侵入がある場合は、掃除だけで済ませず点検を依頼してください。

③アクセシビリティを確認する|スローキー・マウスキー機能をオフにする

キーを長く押すと入力される場合は、「スローキー」が有効になっている可能性があります。
近年のmacOSでは「システム設定」から「アクセシビリティ」→「キーボード」を開き、スローキーを確認します。
また、一部の文字キーでポインタが動く、数字や文字を入力できない場合は、「アクセシビリティ」→「ポインタコントロール」にある「マウスキー」を確認してください。
これらの機能が意図せずオンになっていれば、オフにして入力を試します。
古いmacOSでは「システム環境設定」など名称や配置が異なるため、設定内の検索も活用しましょう。
普段から必要としている支援機能は、内容を確認せず一括で無効にしないでください。

④macOSとアプリを更新する|ソフトウェアの不具合が改善するか確認

macOSやアプリの不具合が原因なら、修正版への更新で改善する可能性があります。
まずバックアップを取り、安定した電源とネットワークを確保したうえで、「システム設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」を確認してください。
アプリはApp Store、または開発元が案内する方法で更新します。
日本語入力ソフトやキー割り当てアプリを使用している場合は、そのmacOSへの対応状況も確認しましょう。
ただし、更新すれば必ず直るわけではありません。
古い周辺機器や業務用アプリとの互換性が必要な場合は、大きなバージョン変更を急がず、利用環境を確認してから実行してください。

⑤セーフモードで起動する|常駐ソフトやシステムの問題を切り分ける

セーフモードは、起動時に読み込まれるソフトウェアなどの影響を切り分ける方法です。
Appleシリコン搭載Macでは電源を切り、電源ボタンを長押しして起動オプションを表示します。
起動ディスクを選び、Shiftキーを押しながら「セーフモードで続ける」をクリックしてください。
Intel搭載Macでは、電源を入れた直後からShiftキーを押し続け、ログイン画面が表示されたら放します。
内蔵キーボードが使えなければ、有線の外付けキーボードで試しましょう。
セーフモードで改善する場合は、ログイン項目や入力支援ソフトなどが候補になります。
ただし原因の確定ではないため、通常起動に戻して再確認し、関連ソフトを一つずつ見直してください。

⑥Intel搭載MacのSMCをリセットする|Appleシリコン搭載モデルとの違い

SMCは、Intel搭載Macの電源やバッテリーなどを管理する仕組みです。
電源周りの不調も併発している場合に検討できますが、キーの物理的な破損を直す操作ではありません。
Appleシリコン搭載Macには、Intel機と同じキー操作によるSMCリセットは不要です。
Intel機でもApple T2セキュリティチップの有無で手順が異なるため、機種を特定してから実行しましょう。
下表は内蔵キーボードが使える場合の代表的な手順です。
必要なキーが反応しないと操作が成立しない可能性があり、外付けキーボードでは代用できないため、無理に繰り返さずAppleの機種別案内を確認してください。

MacBookの種類 SMCに関する対応
Appleシリコン搭載 手動リセットは不要。通常の再起動、またはシステム終了後の起動を試す
T2チップ搭載のIntelモデル システム終了後、内蔵キーボードの左Control・左Option・右Shiftを7秒間押す。そのまま電源ボタンも加えてさらに7秒間押し、すべて放す。数秒待って電源を入れる
T2非搭載・バッテリーを取り外せないIntelモデル システム終了後、内蔵キーボードの左Shift・左Control・左Optionと電源ボタンを10秒間押し、すべて放してから電源を入れる
バッテリーを取り外せる古いIntelモデル 手順が異なるため、機種に対応するAppleの案内を確認する

⑦Intel搭載MacのNVRAM/PRAMをリセットする|対象モデルと実行手順

NVRAM/PRAMには、起動ディスクや音量などに関する一部の設定が保存されます。
リセットはIntel搭載Mac向けの対処であり、キーボードの無反応に必ず効果があるものではありません。
実行する場合はシステム終了後に電源を入れ、すぐにOption・Command・P・Rの4つのキーを約20秒間押し続けます。
内蔵キーが反応しない場合は有線の外付けキーボードで試せますが、起動時に認識されなければ実行できません。
ファームウェアパスワードが設定されている場合など、利用条件によって操作できないこともあります。
リセット後は変更された設定を確認してください。
Appleシリコン搭載Macで同じキー操作を行う必要はありません。

対処法で解決しないのはなぜ?キーボードが反応しない原因を解説

再起動や設定変更で改善しない場合は、ソフトウェアだけでなく、キーボード本体や内部部品の故障も考える必要があります。
ただし「対処法が効かなかったから基板故障」とすぐに判断するのは早計です。
特定のユーザーだけで起きるのか、別のアプリでも再現するのか、外付けキーボードは使えるのかといった結果を組み合わせて切り分けます。
水濡れや落下の履歴、発熱、充電の異常なども重要な情報です。
自分で確認できるのは原因の候補までと考え、同じ操作を繰り返しても変化がなければ、データ保全と専門窓口での診断を優先しましょう。

設定・アプリ・OSが原因のソフトウェアトラブル

ソフトウェア側の原因には、アクセシビリティの設定、キー割り当ての変更、日本語入力ソフトの不具合、常駐アプリの競合などがあります。
更新やアプリの追加直後に発生した場合は、直前の変更が手がかりになります。
外付けキーボードも同じアプリで入力できない場合は、アプリや入力環境の問題を疑いましょう。
操作可能なら別のユーザーアカウントで確認すると、ユーザー固有の設定かどうかを切り分けられます。
ただし、外付けキーボードが使えるからといって、必ず内蔵キーボードの故障とは限りません。
設定や常駐ソフトを一つずつ見直し、出所不明の修復ツールや不要な権限を求めるアプリは導入しないでください。

内蔵キーボードや接続ケーブルの故障などハードウェアの問題

特定のキーが押し込まれたまま戻らない、複数のアプリで同じキーだけ反応しない場合は、キースイッチや内部接点の故障が考えられます。
また、内蔵キーボードと基板をつなぐケーブルやコネクタの不具合でも、全体または一部の入力ができなくなることがあります。
落下後や液体をこぼした後に発生した場合は、その経緯を修理担当者へ伝えてください。
外付けでは入力でき、内蔵だけが継続して使えない場合も、ハードウェアを調べる判断材料になります。
ただし、外から見ただけで故障箇所は確定できません。
本体をねじる、強く押す、自己判断でケーブルを差し直すといった行為は避けましょう。

ロジックボード(基板)の不具合やバッテリーの膨張が影響する可能性

キーボード以外にもUSB機器が認識されない、突然電源が落ちるなどの症状がある場合は、ロジックボードを含む広い範囲の診断が必要です。
ただし、こうした症状だけで基板故障と断定することはできません。
また、バッテリーの膨張によって内部部品が圧迫され、キーボードやトラックパッドの動作に影響する可能性もあります。
底面の浮きや筐体の変形を見つけたら、作業やバックアップのためであっても使い続けないでください。
安全確保を優先して電源と充電を止め、窓口へ状態を伝えます。
このような症状は、清掃やソフトウェアのリセットでは解決できないため、内部点検を依頼しましょう。

すぐに入力したいときの応急処置とデータの守り方

危険な兆候がなく、画面やトラックパッドが使える場合は、外付けキーボードや画面上のキーボードで一時的に入力できる可能性があります。
締め切りのある作業を進めるだけでなく、修理に備えてデータを退避するためにも役立ちます。
ただし、応急処置で入力できても内蔵キーボードの不具合が解消したわけではありません。
操作できるようになったら、作業中のファイルを保存し、重要なデータから順番にバックアップしましょう。
ログイン前とログイン後では使える入力手段が異なることがあるため、まずは接続と認識が比較的単純な有線USBキーボードを検討してください。

外付けキーボードを接続する|USB・ワイヤレスで認識しない場合の確認点

急いで入力したいときは、有線USBキーボードをMacBookへ直接つなぐ方法が有力です。
端子が合わない場合は、データ通信に対応したUSB-C変換アダプタを使用してください。
認識しなければハブを外し、別のポートやアダプタでも確認します。
Bluetoothキーボードは充電残量とペアリング状態を確認しますが、未登録の製品をログイン前に接続するのは難しい場合があります。
FileVaultのロック解除画面でも、無線機器が使えるとは限りません。
Appleシリコン搭載のMacノートでは、設定によって新しいUSBアクセサリの接続許可やロック解除が必要な場合もあります。
すでに認識済みの機器があれば、それを優先して試しましょう。

接続方法 利点 確認点
有線USB ペアリング不要で応急処置に向く 端子、変換アダプタ、接続許可、ポートの状態
Bluetooth ケーブルなしで使える 電池残量、登録状況、ログイン前の利用可否
USBレシーバー式無線 対応レシーバーを接続して利用できる 電池、専用レシーバー、USB変換と認識状態

キーボードビューアで入力する|ログイン前には使える?

ログイン後にポインタを操作できるなら、キーボードビューアを表示し、画面上のキーをクリックして入力できます。
近年のmacOSでは「システム設定」→「キーボード」→「テキスト入力」の編集画面などで入力メニューを表示し、メニューバーの入力メニューから「キーボードビューアを表示」を選びます。
長文には不向きですが、検索語や短い文章の入力に役立ちます。
ログイン前は通常のキーボードビューアを自由に開けるわけではありません。
事前設定や環境によってはログイン画面のアクセシビリティキーボードを利用できますが、FileVaultの起動時認証画面とは条件が異なります。
ログインできない場合は、画面入力が必ず使えると考えず、有線キーボードも用意しましょう。

操作できるうちにデータをバックアップする|別のMacやPCへの退避方法

操作できる場合は、外付けストレージへTime Machineでバックアップするか、重要なファイルを手動でコピーしてください。
別のMacやWindows PCへ移す場合は、共有フォルダやクラウドストレージ、両方で読み書きできる形式の外付けドライブなどを利用できます。
Windowsでは、通常APFS形式のドライブやTime Machineバックアップをそのまま扱えない点に注意しましょう。
コピー後は移行先でファイルを開き、内容と更新日時を確認します。
起動できない場合は、機種に応じて「ディスクを共有」やターゲットディスクモードが利用できることもあります。
ただし認証操作が必要で、基板故障や暗号化の状態によっては取り出せません。

  • 仕事の書類、写真、制作データなど再入手できないものを優先する
  • クラウドは同期完了を確認し、同期だけを独立したバックアップと考えない
  • 共有するファイルに個人情報や業務上の機密情報が含まれていないか確認する
  • 水濡れやバッテリー膨張がある場合は、退避作業より安全を優先する

改善しない場合の修理・交換|依頼先と費用の確認ポイント

基本的な対処で改善しない場合は、無理に分解せず修理窓口へ相談しましょう。
依頼先を選ぶときは、金額だけでなく、交換範囲、部品の種類、データの扱い、修理後の保証も確認することが大切です。
キーボード単体の問題に見えても、機種の構造や故障箇所によっては周辺部品を含む交換になる場合があります。
また、年式や部品供給の状況によって、修理可能かどうかや納期が変わります。
モデル名と年式、症状、保証状況を伝えて診断を受け、正式な見積もりが出てから修理するか判断してください。
修理代と買い替え費用の比較も、この段階で行うとよいでしょう。

Apple Store・Apple正規サービスプロバイダで診断を受ける

Apple StoreやApple正規サービスプロバイダでは、機種に対応した診断を受け、保証やAppleCare+の適用可否を確認できます。
Appleサポートから相談し、持ち込みや配送修理など利用可能な方法を案内してもらいましょう。
相談時には「すべてのキーが使えない」「外付けでは入力できる」など、確認した結果を具体的に伝えると説明がスムーズです。
水濡れや落下の履歴も隠さず申告してください。
通常の製品保証と、事故による損傷に対するAppleCare+の取り扱いは異なります。
また、古いモデルでは部品供給などの制約があるため、受付可能か事前に確認し、来店前に予約とバックアップを済ませましょう。

MacBook Air・MacBook Proの修理費用は?製品・交換部品・保証による違い

MacBookのキーボード修理費用は、AirかProかだけでは決まりません。
年式、画面サイズ、内部構造、交換する部品、液体損傷の有無、保証の適用条件によって変わります。
同じ症状でも、キー周辺の修理で済む場合と、トップケースなどを含む交換が必要な場合では負担が異なります。
そのため、一律の相場をそのまま自分の機種に当てはめるのは避けましょう。
見積もりでは部品代、作業費、診断料、送料、税込み総額を確認します。
AppleCare+のサービス料や修理プログラムの対象条件も変更される可能性があるため、最新の案内と個別診断で確認してください。

費用が変わる要素 確認する内容
製品・年式 正確なモデル、画面サイズ、部品の供給状況
交換範囲 キー周辺、キーボード、トップケース、基板など
損傷の状態 自然故障か、液体侵入・落下などを伴うか
保証・補償 製品保証、AppleCare+、購入店の保証の対象になるか
付随費用 診断料、送料、キャンセル料、データ救出費用

全国対応のパソコン修理業者を選ぶには?実績・データ保全・保証を比較

近くに正規窓口がない場合は、配送を受け付けるパソコン修理業者も選択肢になります。
ただし、「Mac対応」という表示だけでなく、自分と同じ年式や構造のMacBookを扱った実績があるか確認してください。
使用部品の種類、修理方法、データを消去する可能性、修理後の保証を書面で確認することが大切です。
「データを残して修理」と案内されていても、故障状態によって保持を保証できるとは限りません。
また、非正規の修理や改造がある場合、その後の正規修理や保証の取り扱いに影響することがあります。
料金の安さや納期だけで決めず、追加費用の承認方法や個人情報の管理体制まで比較しましょう。

比較項目 Apple・正規サービス 一般の修理業者
修理方法 Appleの基準に沿って診断・修理 部品単位の修理など、業者ごとに異なる
保証の利用 Appleの保証やAppleCare+の対象か確認できる Appleの保証とは別のサービスとして確認が必要
使用部品 Appleの修理体制に基づく部品 純正・互換・中古などの種類を確認する
データ保全 消去や部品交換に備えて事前バックアップが必要 保持方針と救出対応を確認し、事前バックアップも行う
修理後の保証 適用される修理保証の条件を確認 期間、対象症状、免責条件を個別に確認

修理受付から返却までの流れ|電話相談・店舗予約・持ち込み前の準備

修理は、電話やWebでの相談、予約・発送、診断、見積もりへの同意、作業、返却という流れが一般的です。
最初の相談ではモデル名、年式、発生時期、試した対処法を伝えましょう。
修理前にはバックアップを取り、窓口の指示に応じて「探す」などの設定を変更します。
受付時点で不要な周辺機器やケースを外し、同梱するものを確認してください。
パスワードや認証コードは不用意に共有せず、診断でログインが必要な場合は安全な対応方法を窓口へ相談します。
配送では指定の梱包方法に従い、膨張したバッテリーを含む製品は自己判断で発送しないでください。
返却後は各キーとトラックパッドの動作を確認します。

  • バックアップを作成し、必要なファイルが開けるか確認する
  • 症状のメモ、モデル情報、購入証明や保証情報を用意する
  • 診断料、見積もり後のキャンセル料、想定納期を確認する
  • 追加修理が必要になった場合の連絡・承認方法を決める
  • 返却後は入力、充電、スリープ復帰などを確認する

MacBookのキーボードが反応しないときによくある質問

キーボードの不具合では、「初期化すべきか」「一部のキーだけでも全交換なのか」といった疑問が生じます。
判断の基本は、症状の範囲を確かめ、データを守りながら必要な対処だけを行うことです。
入力できないという理由だけで初期化したり、交換部品を自分で注文したりする必要はありません。
特定のアプリだけの問題ならソフトウェア側の確認が先で、押し心地の異常や破損があればハードウェアの点検が優先されます。
ここでは、再インストールを検討するタイミング、アプリ限定の不具合、一部キーの修理範囲について、判断時の注意点を整理します。

初期化は必要?システムの修復や再インストールを検討するタイミング

キーボードが反応しないだけなら、最初から初期化する必要はありません。
物理的な故障は初期化しても直らず、データを失う負担だけが増える可能性があります。
設定確認やセーフモード、別ユーザーでの確認を行っても改善せず、ソフトウェア側の問題が疑われる場合に、macOS復旧からの再インストールを検討します。
ディスクを消去しない再インストールは通常、ユーザーデータを残す方式ですが、失敗や誤操作に備えたバックアップは必要です。
ディスク消去を伴う初期化とは区別してください。
復旧画面でも入力できない、またはハードウェア故障が疑われる場合は、初期化を進める前に診断を受けましょう。

特定のアプリだけ入力できない場合はどうする?

ほかのアプリで入力できるなら、まず問題のアプリに入力欄が選択されているか、閲覧専用モードになっていないかを確認します。
未保存の内容を保護したうえでアプリを終了・再起動し、最新版への更新や開発元の不具合情報も確認してください。
ブラウザなら別のサイトやブラウザで比較し、拡張機能が関係していないか調べます。
日本語だけ入力できない場合は、入力ソースを切り替え、標準の日本語入力で再現するか確認しましょう。
設定ファイルの削除やアプリの再インストールは、保存場所とバックアップ方法を確認してから行います。
特定アプリだけの症状で、いきなりキーボード交換を依頼する必要はありません。

一部のキーだけ反応しない場合もキーボード全体の交換が必要?

一部のキーが反応しなくても、必ずキーボード全体を交換するとは限りません。
キーキャップや支持部品の損傷なら、部分的な対応が可能な場合があります。
一方、内部のスイッチや配線が故障している場合や、機種の構造上部品が一体化している場合は、キーボードやトップケース単位の交換になることがあります。
見た目が似たキーキャップでも、年式や配列によって取り付け部分は異なります。
市販部品を自己判断で取り付けたり、隣のキーを外して比較したりすると、損傷を広げるおそれがあるため避けましょう。
修理窓口で部分修理の可否と全体交換との差額を確認し、保証と耐久性も含めて判断してください。

まとめ|MacBookのキーボードは安全確認と7つの対処法から

MacBookのキーボードが反応しないときは、まず水濡れやバッテリー膨張の有無を確認し、危険がなければ症状を切り分けましょう。
再起動、掃除、アクセシビリティ設定、更新、セーフモードを順に試し、Intel搭載モデルでは必要に応じてSMCやNVRAM/PRAMのリセットを検討します。
Appleシリコン搭載モデルにIntel機向けの操作を当てはめないことも重要です。
改善しない場合は、外付けキーボードで作業とバックアップを進め、修理窓口へ相談してください。
初期化や分解を急ぐより、データと本体の安全を守りながら原因を確認することが、解決への近道です。

症状に合う対処法を試し、外付けキーボードで作業とバックアップを進める

すべてのキーが使えない場合と、一部のキーだけが反応しない場合では、優先する確認事項が異なります。
本体全体が固まっていれば再起動、長押しで入力できるならスローキー、特定アプリだけならアプリ側の確認というように、症状に合わせて進めましょう。
各対処の結果を記録しておくと、同じ操作の繰り返しを防げます。
外付けキーボードで入力できる場合は、必要な作業を保存し、重要なファイルのバックアップを優先してください。
ただし、外付けで使える状態はあくまで応急処置です。
不具合が続く、再発する、範囲が広がる場合は、使い続けて様子を見るだけでなく点検につなげましょう。

故障が疑われる場合は無理に分解せず、修理窓口へ相談する

清掃や設定確認で改善しない、押し心地がおかしい、落下後から反応しない場合は、ハードウェア故障を疑って専門窓口へ相談してください。
MacBook内部には繊細なケーブルやバッテリーがあり、自己流の分解やキーの取り外しで損傷を増やす可能性があります。
相談時は、モデル名、発生時期、反応しないキー、外付けキーボードの結果、実施した対処法を伝えましょう。
そのうえで、修理費用、交換範囲、納期、データ消去の可能性、修理後の保証を確認します。
水濡れや膨張がある場合はバックアップのための通電も控え、安全な持ち込み・配送方法を先に問い合わせてください。

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Posted by ほりえりお