【Python】辞書のenumerateによる走査
Pythonにおいて辞書の全キーをenumerate関数で走査する方法について紹介します。
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辞書のenumerateによる走査
コード例
# 辞書の全キーをenumerate関数で走査
season = {'spring': '春',
'summer': '夏',
'autumn': '秋',
'winter': '冬',
}
for i, key in enumerate(season):
print(f'{i} {key}')
実行結果
0 spring
1 summer
2 autumn
3 winter
辞書にenumerate関数で走査
辞書seasonに対してenumerate関数で走査しています。
このときiには0から3、keyには’spring’、’summer’、’autumn’、’winter’がそれぞれ取り出されます。
そのため「0 spring」といった感じになります。
キーありきの辞書に対してenumerate関数では値が取り出せない
辞書に対してenumerate関数を適応するとキーは取り出せますが値は取り出せません。
現にキーの’spring’は取り出されても値の’春’は取り出されることはありません。
これは辞書がキーありきの性質によるものだからです。
もし辞書のすべての値を取り出すのであればvalues()、すべてのキーと値のタプルを取り出すのであればitems()のメソッドを使います。
使い方は下に紹介している記事で解説しているので参考にしてください。